いっぱい食べてストレス解消!たまったストレスに効く食べ物とは?

 

運動やショッピング、趣味などストレスを感じたときの解消法はいろいろありますよね。

中でも、普段はダイエットのために我慢しているものを好きなだけ食べてストレス解消している人もいるのでは?

しかしこの食べてストレスを解消するのは本当に効果があるのでしょうか?

また、ストレス解消に役立つ食べ物というものはあるのでしょうか?

この記事では、ストレスと食について詳しくご紹介します。

 

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ストレスを感じるとなぜ食べたくなるの?

 

「今日はストレスが溜まったから思い切り食べよう!」と考えたことがある人も多いのではないでしょうか。

では、なぜストレスを感じると人は食欲が出てしまうのでしょうか?

 

ストレスってなに?

対人関係や仕事の悩みなど、ストレスには様々な種類があります。

また、どのようなことにストレスを感じるのかも人によって異なります。

ストレスとは、簡単に言えば人の心身に影響を与える外部からの刺激です。

人がストレスを感じた場合、脳はそのストレスを解消するために「何か気持ちのいいことをしたい」と考えます。

その結果、「食べる」という行動に結びつくことがあるのです。

 

ストレスと食欲の関係

ストレスを感じると何かを食べたいという欲求が生じることがあるのですが、実はストレスを感じたその瞬間には、脳で食欲を感じているわけではないのです。

たとえば上司に怒られたことでストレスを感じた場合、怒られている最中に「何かを食べたい」とは感じる方は少ないのではないでしょうか。

この現象は、ストレスを感じることで交感神経が活発になることと関係しています。

交感神経とは活動のための神経で、交感神経が働いている間は胃液などの分泌量が低下するため、身体は食欲を感じにくい状態になります。

ただし、それはあくまでもストレスの原因となる出来事が起きている間だけです。

ストレスの原因となる出来事が終わったあとは交感神経の働きが低下し、さらにストレスを感じたことで「気持ちいいことがしたい」という欲求が生まれ、食欲が普段よりも強くなってしまうのです。

 

ストレスが脳に与える影響

ストレスを感じると甘いものが欲しくなることがありますが、これは実は脳が求めているため。

ストレスを感じた場合、あれこれと考えてしまうという経験がある人も多いかもしれませんが、このとき脳の働きも非常に活発になります。

そして脳のエネルギーとなるのが糖分。脳は他の身体の器官とは異なり、糖分だけをエネルギーにして活動しています。

「頭が疲れたときには甘いものが欲しくなる」というのはこのためなのです。

結果として、ストレスを感じた場合、脳のエネルギーを補給するために甘いものが食べたくなってしまうのです。

 

食べることでストレス解消はできる?

 

ストレスを感じると食べたくなるのは自然な反応です。

では、そのときに思い切って好きなものを食べることはストレス解消につながるのでしょうか。

 

食べるとストレスが解消する仕組み

結論からいいますと、食べることでストレスが解消できることもあります。

ストレスを感じると、脳が「なにか気持ちいいことがしたい」と思うというのはすでに説明した通りですが、脳にとって最も気持ちいい状態とは「十分な食べ物と休息が与えられた状態」のことをいいます。

豊富な食料を食べられるというのは、脳にとって非常に快適な状態ということになります。

そのため、現代でも食べることによってストレスを一時的に忘れることができるのです。

 

口を動かすとストレスが解消するもの?

なにもしていないときでも「口寂しい」と感じることがあります。

なぜなら口を動かしているだけでも心を落ち着けることができるから。

これは赤ちゃんの頃の記憶が影響しています。赤ちゃんは口を動かすことでお母さんのおっぱいを求めますが、この時期には口から食べものや栄養を得るという感覚を学んでいます。

その感覚は大人になっても完全に消えることはありません。

ガムをかんだりタバコをくわえたりすることで、イライラを解消し心を落ち着かせる人がいるのはこのためなのです。

何かを食べるのもこれと同じで、ストレスを感じた場合「安心したい」という感情が生まれ、それが口を動かしたり、何かを食べたくなるという欲求に結びつくのです。

 

コルチゾールとセロトニン

ストレスを解消するため、好きなものを食べることにはある程度の効果があります。

しかし、ついつい食べ過ぎてしまうことも多いのではないでしょうか。

ストレスを感じたときには、「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。

コルチゾールは別名「ストレスホルモン」と呼ばれるもので、血圧や血糖値を上昇させストレスの影響に準備する役割を持っています。

コルチゾールは人間が生きていくために必要なものなのですが、問題はコルチゾールが「セロトニン」という物質の働きを低下させてしまうということ。

セロトニンは脳の中で働く神経伝達物質で、心を安定させたり質の良い睡眠をサポートしたりといった役割があります。

さらにセロトニンには「食欲を抑える」という効果も持っています。

つまりコルチゾールが分泌されると、食欲を抑えるはずのセロトニンが低下、結果として食べても食べても満足できず、食べ過ぎにつながってしまいます。

 

ストレス解消に役立つ栄養素って?

 

 

どうせ食べるならストレス解消に役立つ栄養素があるものを食べたいですよね。

では、ストレス解消のためにはどのような栄養素が必要なのでしょうか。

 

ビタミンC、ビタミンE

ストレスを感じたときにはさまざまなホルモンが働きますが、そのホルモンを作りだすために必要なのがビタミンCです。

もしストレスが多い生活をしているとビタミンCが不足気味になってしまいます。

ビタミンCはホルモンを作りだすだけでなく、美肌などのためにも必要。そのため、しっかりとビタミンCを補給することが必要です。

また、ビタミンCと同様に大切なのがビタミンEです。

ストレスを感じる生活は免疫機能を低下させるため、免疫力をアップさせるビタミンEの補給が不可欠です。

さらにストレスを感じると血行が悪くなりますが、そのとき体内では活性酸素が発生します。

活性酸素は女性の身体を老化させる原因になるため、高い抗酸化作用を持っているビタミンEを積極的に摂取する必要があります。

 

ビタミンB群

ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群は食べたものをエネルギーに変えるために必要なビタミンです。

食べ物に含まれる糖分を脳が使いやすい状態にするのもビタミンB群の役割です。

すでに述べたように、ストレスを感じる状態では脳は多くのエネルギーを必要としていますが、このときビタミンB群が不足していると脳に必要なエネルギーが届かず、エネルギー不足に陥ってしまいます。

ストレスを感じるとケアレスミスが増えたり、集中力が持続しなかったりという症状が現れることもありますが、その原因がこのエネルギー不足なのです。

もしストレスを感じている場合、普段よりもしっかりとビタミンB群の摂取を意識する必要があります。

 

トリプトファン

トリプトファンは必須アミノ酸の一種ですが、先ほど説明した「セロトニン」の材料となります。

ストレスを感じた場合はどうしてもセロトニンが不足してしまい、結果として不眠になったり心が落ち着かなくなるため、セロトニンの原料となるトリプトファンの摂取がおすすめです。

 

ストレス解消に役立つ食材

 

ストレスを感じたときには、普段よりも多くの栄養素が必要になるもの。

それでは、ストレス解消のためにはどのような食材を選ぶとよいのでしょうか。

 

フルーツや生野菜

ストレスの多い生活を送っている女性におすすめなのがフルーツや生野菜。

これらの食材には、豊富なビタミンCとビタミンEが含まれています。

ビタミンCを補給したい場合には、パプリカやピーマン、ブロッコリーやカリフラワーといった野菜、いちごやミカンといったフルーツがよいでしょう。

なお、ビタミンCは水に溶けやすい性質があるため、生の状態で食べるとより効果的に摂取することが可能です。

一方、ビタミンEを補給したい場合、枝豆やかぼちゃ、アボカドなどがよいでしょう。ビタミンEは熱に強いため、食べやすいスープなどにすると身体を中から温めることができます。

 

低脂肪高たんぱく食

人間の身体はストレスを感じると、エネルギーを必要としますが、このときエネルギーだけでなく、消費するたんぱく質の量も増加します。

これはストレスホルモンの一種であるグルココルチコイドの働きによるもの。

グルココルチコイドは身体のエネルギーを確保するため、たんぱく質の分解を行いますが、もし十分なたんぱく質がない場合、筋肉を分解してエネルギーに変えてしまいます。

そのため、しっかりとたんぱく質を補給しておくことが必要です。

そのときにおすすめなのが豚肉。豚肉はビタミンB群を含んでいるため、ストレスを感じたときに必要な栄養素を補給することにも役立ちます。

ただし、あまり脂身の多い部位を選ぶとカロリーオーバーになるだけでなく胃腸に負担をかけてしまうため、できるだけ脂肪分の少ない部位を選ぶか茹でる、蒸すなどの調理法で脂質を減らすのがよいでしょう。

 

ナッツ

ストレス解消のための食べ物の中でもおすすめなのが「ナッツ類」です。

ナッツ類には豊富なビタミンEが含まれていて、ストレス解消に効果的です。

普段から持ち歩いてストレスを感じるたびに口に入れると、ストレスによる過食を防ぐことができます。

 

ストレスを解消できない食材

 

ストレスに良い食材があると同時に、食べてもストレスを解消できないものや、逆にストレスを悪化させてしまうかもしれない食べ物もあります。

スイーツ

ストレスが溜まるとついつい甘いものに手が伸びてしまう方も多いかもしれません。

実際に甘いものは脳のエネルギーになるため、ある程度はストレス解消の効果があります。

しかし、食べ過ぎると逆効果となってしまいます。

甘いものを食べると血糖値が急上昇しますが、その後インスリンの働きによって血糖値が急降下します。

その結果、脳に十分に糖分が届かず逆に欲求不満に陥ってしまいます

 

カフェイン(コーヒー、エナジードリンク)

やる気を出したいときに飲みたくなるのがコーヒーやエナジードリンクなどのカフェインを多く含んだ飲み物。

確かに、これらの飲み物を飲むとカフェインの覚醒作用のおかげで目が冴えたり集中力がアップしたりといった効果があります。

しかしストレスを感じているときカフェインは逆効果。

ストレスによってすでに活性化している交感神経がさらに刺激されるため、ストレスによる影響が大きくなってしまいます。

また、交感神経が活性化しすぎると、ストレスが慢性化しやすくなるため注意が必要です。

 

ジャンクフード

ジャンクフードは油や塩分、糖分がたっぷり。

そのため、食べた直後は満足感がありストレスを解消できたような気分になるかもしれません。

しかし、実際にはストレス解消に必要な栄養素が不足しているため、ストレス解消の効果は長続きしません。

またジャンクフードは胃腸への負担が大きく、だるさを伴うストレスの原因になってしまうことも考えられます。

さらに「悪いものを食べてしまった」という心理的な負担も大きいもの。

罪悪感が別のストレスの原因になるという悪循環につながってしまいます。

 

ストレスを解消できる食べ方

 

ストレス解消のためには、「何を食べるか」も重要ですが、実は食べ方にもポイントがあります。

誰かと一緒に食べる

ストレス解消のための食事は誰かと一緒に食べることがおすすめです。

食事だけでなく、親しい人との会話もストレス解消に役立ちます。

一人で食べているとどうしても食べ過ぎに走ってしまうものですが、会話を楽しみながら食事をすると、適度な量でも満足感を感じることができます。

 

見た目の良いものを選ぶ

食材の色はもちろん、盛り付け方や食材の彩り、食器など見た目の良いものを選ぶだけで、食べる以上のストレス解消の効果を得ることができます。

 

自分で作る

食事を通じたストレス解消には、自分で料理を作るという方法も効果があります。

自分で料理を作る大きなメリットは、好みの食材を使うことができるということ。

自分にどのような栄養素が必要なのか、不足しているものは何かを考えながらメニューを決めて料理をすることで、より高いストレス解消の効果が得ることができます。

ただし料理が苦手な人が無理をすると逆効果。

やらなければいけない、失敗してしまったということが新しいストレスになってしまいます。

 

まとめ

 

ストレスを感じると、ついつい食べ過ぎてしまうことも多いもの。

食べることにはストレス解消の効果もありますが、食べ過ぎると罪悪感が生まれ、新しいストレスになってしまいます。

ストレス解消のためには、上手に食材と食べ方を選ぶことが必要です。

食欲やストレスと賢く付き合いながらストレスフリーな毎日を送りましょう。

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