疲れた心はペットが癒してくれる!ペットで得られるストレス緩和の効果とは

 

ペットを飼っていると「ペットと遊んでいるときが一番幸せ!」と感じることもあるのではないでしょうか?

実際に可愛いペットと遊んでいると、心が癒され日ごろのストレスを忘れられることも少なくありません。

実は私たちのストレスがペットによって緩和されることがあるのを知っていますか?

なぜペットと過ごすことがどのようにストレス解消に役立つのでしょうか。

また、ペットとはどんなふうに過ごすとよいのでしょうか。

この記事では、ストレスとペットの関係について詳しくご紹介します。

 

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ストレスの正体ってなに?

 

仕事や家事、人間関係など、私たちが日々感じるストレスとその原因っていろいろあるはず。

でも、そもそも「ストレス」って何なのでしょうか。

まずはストレスの正体を解説します。

 

ストレスってどんなもの?

「ストレス」は心の負担や精神的な重圧のことをいいます。

ストレスという言葉の意味は「外から加わる力」のことです。

例えば、ふくらませた風船を手で押すとその部分だけがへこみますよね。

このとき、外から風船を押す手の力がストレスということになります。

ストレスには様々な種類がありますが、特に大きな影響を与えるのが人とのコミュニケーションや家族関係、仕事の悩みなど。

そのときに感じる不安や恐怖、怒りといった感情がストレスとなり、さらに私たちの心を苦しめることもあります。

 

ストレスはなぜ身体に悪い?

ストレスは心身に悪影響を与えるというのはよく知られています。

それでは、なぜストレスは身体に悪影響を与えるのでしょうか。

そこには自律神経が大きく関係しています。

自律神経とは、人間が自分の意志で動かすことができない神経のことです。

例えば心臓を動かす、食べたものを消化する、体温を調節するということは人間が自分の意志では行うことができません。

これらの働きを司っているのが自律神経なのです。

もし自律神経がきちんと働かなければ、人間は生きていくことができなくなってしまいます。

その自律神経には「交感神経」「副交感神経」の2種類があり、それぞれ異なる働きを持っています。

交感神経は「活動」のための神経のことです。

この交感神経が働くのは主に日中で、その間は人間が活動しやすいような状態に身体を導きます。

一方の副交感神経は「休息」のための神経です。

副交感神経は身体と心をリラックスさせ、身体や心を休ませる働きがあります。

この交感神経と副交感神経は交互に働くことで活動と休息のバランスを保っています。

しかし、このふたつの神経のバランスが崩れてしまうことがあります。

その大きな原因となるのがストレスなのです。

 

ストレスで眠れなくなるのはなぜ?

突然、なぜか眠れないということはありませんか?

実はここにもストレスや自律神経が関係しています。

というのも、人がストレスを感じたときに活発に働くのは交感神経です。

通常であれば、ストレスが解消されると活動のための交感神経から休息のための副交感神経に切り替わり、人の身体は休息モードに入ります。

しかしストレスを感じ続けていると交感神経が働き続けるため、いつまで経っても休むことができません。

つまり眠れなくなるというのは、ストレスによってこの交感神経の働きすぎていることが原因なのです。

さらに問題になるのは、交感神経ばかりが働いていると、なかなか副交感神経に切り替わらなくなってしまうということです。

もし交感神経が働いている時間が長すぎる場合、副交感神経自体の働きも低下します。

その結果、眠ろうとしてもなかなか眠れないなど心身に様々な不調が現れてしまいます。

 

ペットを飼うとどんな効果が?

 

ペットと触れ合っていると不思議と心が癒されたりしませんか?

ここでは、ペットと触れ合ったり飼うことによってどのような効果があるのかを紹介します。

 

寂しさを癒してくれる

ペットを飼うと「寂しさを癒してくれる」ということが挙げられます。

ストレスを感じる感情には「怒り」「悲しみ」などのほかに「寂しさ」も実は大きなストレスの原因になります。

学校や会社にいる間は明るく振舞えても、一人になると孤独を感じる、誰かと話したいと思った経験はありませんか?

そんなときに癒しとなるのがペットです。

さらにペットにとって飼い主はとても大切な存在。もし飼い主がいなければペットは生きていくことができません。

実はこのことが飼い主の心理にも大きな影響を与えます。

ストレスの多い人は、「自分は役に立たない」「何もできない」と考えてしまいがちですが、ペットの世話をすることによって「自分以外の生き物の役に立っている」と実感します。

それだけでなく、ストレスを感じた場合、どうしてもそのことで頭がいっぱいになってしまうこともあります。

これが交感神経が働きすぎるひとつの原因ですが、ペットの世話をすることはそんなときに気分転換になります。

 

ペットは冷え性など女性の悩みも改善?

ペットを飼うと、散歩や食事の世話や一緒に遊ぶなどいろいろやらなくてはならないことも増えますよね。

それによって運動量が増加し、これが冷え性など女性の悩みの改善にも役立つこともあるとか。

ストレスを感じた場合、交感神経の働きで血管が収縮し末端の細かい血管に血液が届きにくくなり、さらに冷え性が悪化してしまいます。

この状態でじっとしていると、さらに冷え性を悪化させることになります。

ペットを飼って運動量をアップさせると血流がよくなり、冷え性だけでなく肩こりや頭痛にもよい影響を与えますよ。

 

不妊治療にも効果あり?

「犬を飼うと妊娠しやすくなる」というのは昔から伝わっている迷信を知っていますか?

実はこれは、単なるジンクスではないのかもしれません。

というのも、犬などのペットを飼うと脳からさまざまなホルモンが分泌されます。

そのひとつと言われているのがエストロゲンです。

エストロゲンは女性ホルモンの一種で、女性を妊娠しやすい体質に導いてくれるといわれています。

また、不妊治療を行っている場合はそれが大きなストレスとなるものですが、そのストレスを解消するためにペットを迎える夫婦も多いようです。

 

なぜペットと触れ合うことで癒されるの?

「幸せホルモン」でストレス解消

ペットと触れ合うことによって、心が癒されると感じることも多いのではないでしょうか。

実はこれは気のせいではありません。

ペットと触れ合っているとき、脳の中では「オキシトシン」というホルモンが分泌されています。

このオキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれるもので、分泌されると気分が幸せになり不安や恐怖が減少します。

その結果、ストレスが軽減するといわれています。

また不安や恐怖が減少すると、働き続けていた交感神経が休み、代わりに副交感神経が働き始めます。

つまりこのオキシトシンはストレス解消に役立つということになります。

 

オキシトシンを出すには?

ストレスに悩んでいる人にとって、ぜひとも分泌させたいオキシトシン。

ではどうすればオキシトシンを分泌することができるのでしょうか。

このオキシトシンは「幸せホルモン」以外にも「抱擁ホルモン」「絆ホルモン」という名前を持っています。

もしパートナーがいる場合には、スキンシップやハグなどがオキシトシンの分泌には効果があります。

でもパートナーがいなくても心配することはありません。

相手が犬や猫といったペットでも、触れ合うことでオキシトシンを分泌することができます。

実はこれがペットと触れ合うことで心が癒されるようになる仕組みなのです。

また、オキシトシン以外にもペットとのふれあいはドーパミンやβエンドルフィンなどストレスに効果の高いホルモンの分泌を促すとされています。

 

ペットがいるとよく眠れる

ペットを飼うと、散歩などどうしても運動量が増加します。実はこの運動量の増加もストレス対策として非常に効果的です。

運動を行うことにより呼吸が大きく回数も増えますが、このしっかりとした呼吸は副交感神経にとって非常に重要です。

さらに運動を行うことで身体の血流がアップして、疲労物質を除去することにもつながります。

もし身体に疲れや痛みなどを感じている場合、それがストレスになってしまうことも多いもの。

運動を行うと脳の血流も増加し脳が活性化されるだけでなく、心の安定や質の良い睡眠にとって重要なセロトニンなども分泌されるため、より一層ストレスへの効果は高くなります。

 

ストレス解消に効果的なペットとの接し方

 

ペットの存在はストレス解消にとって有効ということがわかってきましたね。

それでは、その効果をさらに高める接し方はあるのでしょうか。

 

なるべくそばにいる

すでに述べたように、ペットと触れ合うことはオキシトシンの分泌を促します。

そのため、一緒にいられるときにはできるだけ寄り添ったり、なでたりといった接し方がおすすめです。

このようにスキンシップを行うことはペットにとってもプラスになります。

 

ペットとの散歩

特に犬などを飼っている場合、散歩は欠かせないものです。

散歩を行うと運動だけでなく、散歩の途中で人とのコミュニケーションが生まれるなど、さまざまなストレス解消の効果をもたらします。

また生活習慣も整い、体調不良によるストレスを予防することにも役立ちます。

 

話しかける

おすすめのペットとの接し方として「話しかける」というものがあります。

もちろんペットは言葉を話すわけではありませんが、こちらの話をしっかりと聞いてくれているとか。

そんなペットを相手に自分の愚痴を話だけでもストレス解消には効果がありますよ。

相手が家族や友人なら愚痴を言いにくいこともあるのでは。

でも、ペットが相手なら思い切り言いたいことを言うことができますよね。

 

ストレス解消に役立つペットの種類

 

どのようなペットを飼うかは好みによりますが、ペットの種類によってストレス解消の効果には違いがあります。

 

ペットの中でも犬はとても癒される存在です。

こちらの言うこともきちんと聞いてくれるだけでなく、表情も非常に豊か。

いつでも寄り添ってくれるため、寂しさを感じるときにも助けになってくれます。

 

猫も犬と同様、人気の高いペットです。

猫の場合、犬とは違う魅力があり、眺めているだけでも癒しを感じることができるもの。

さらに犬とは違って散歩が必要がないというのもポイントです。もし外に出たくないという方にはおすすめかもしれません。

 

その他のペット

犬や猫以外のペットとしては、小鳥などもおすすめです。

賃貸物件などでペットを飼えないという場合でも、小鳥なら飼育が可能なケースもあります。

また小鳥の場合、ペットと触れ合えるということも大きなポイント。

熱帯魚などの場合は触れ合うのはどうしても難しいものですが、直接の触れあいがないとオキシトシンの分泌も少なくなると言われています。

もしオキシトシンを分泌させてストレス解消したいなら、触れ合うことができるウサギやハムスター、フェレットなどもおすすめです。

特にウサギやハムスター、フェレットの場合は鳴き声も小さく近所の迷惑にもなりません。

それぞれの暮らし方に合ったペットを選ぶと、さらにストレス解消効果も高まります。

 

ペットが飼えない場合には?

 

住宅事情によってペットが飼えないということも少なくありません。

ではその場合には、ペットによるストレス解消をあきらめなければならないのでしょうか。

 

ドッグカフェやキャットカフェを利用する

もし家でペットが飼えないという場合、ドッグカフェやキャットカフェなどの利用がおすすめです。

初対面の動物でも、ストレスに対する癒しの効果を発揮してくれます。

最近ではドッグカフェやキャットカフェだけでなく、ウサギやフクロウ、ハリネズミなどさまざまな動物と触れ合えるカフェもオープンしているため、多くの動物と触れ合ってストレスを解消したいという人にはぴったりです。

 

アニマルセラピー

アニマルセラピーは動物と触れ合うことでストレスを解消、精神面の健康を回復するための癒しの手法です。

アニマルセラピーには犬や猫だけでなく、ウマやイルカなど大型の動物と接するものもあります。

本格的な治療を行うだけでなく、体験を行っている団体などもありますよ。

 

まとめ

 

高いストレス解消の効果を秘めたペットたち。

見た目の可愛さだけでなく、人間の心を癒してくれる頼もしい存在です。

もしストレスに悩んでいるなら、ペットの力を借りるというのもよい方法かもしれませんね。

 

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