アロマで暮らしをグレードアップ!驚くべき美容と癒やしの効果とは

 

「ラベンダーの香りをかぐと心が落ち着く」「ローズの香りで気分が華やかになる」など、香りによって一瞬で気持ちが穏やかになったり、高揚したりしたという経験は、ありませんか?

植物から抽出された「香り」や「芳香」のことを「アロマ」と呼びます。

アロマの香りや成分を心身に取り入れると、体と心に良い影響があることは広く知られていますよね。女性ならみな、心癒やされるアロマの香りが大好きなはずです。

アロマを使って癒やしの効果を得たり、体の不調を治療したりすることは「アロマセラピー」と呼ばれ、昨今は様々なシーンで活用されています。

アロマを生活に上手に取り入れれば、美容や健康、リラックスなど様々な効果が期待できます。

この記事では、アロマが持つ癒やし効果について解説していきたいと思います。

 

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アロマセラピーって何?

 

まずアロマセラピーの定義を簡単に説明します。

日本アロマ環境協会によると、アロマテラピーとは「植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法」と定義されています。

植物が持つ独特の香りを心身の癒やしに役立てようという考え方は数千年前からあり、ヨーロッパでは古くから医療現場などで取り入れられてきました。今でも根強い人気があります。

アロマテラピーは、日本語では「芳香療法」と訳されます。香草、薬草の花、葉、茎、根、樹皮などから水蒸気蒸留で抽出した精油を用いてその良い香りを楽しむのが一般的な方法です。

 

アロマで癒やされるメカニズム

ではどうして、アロマの香りが人間の心や体に良い作用をもたらすのでしょうか?

ここではそのメカニズムについて、大きく2つに分けて解説します。

 

効果の理由は、嗅覚ならではの伝達システム

香りを嗅ぐと香りの成分が鼻の粘膜に付着し、電気信号に置き換えられて脳に伝えられます。このとき最初に伝達される脳の部分が「大脳辺縁系」というところです。

この大脳辺縁系は人間の記憶と感情、自律神経やホルモン、免疫の調節もつかさどっている大切な器官で、快・不快などの情動に関わる古い脳です。

一方、視覚や聴覚の電気信号は知性に関わる新しい脳「大脳新皮質」に最初に伝えられます。この違いが、嗅覚の大きな特徴です。

バラを見たときを例にすると、視覚の情報はまず「バラだ」という認識を経て、好きか嫌いかという感情に続きます。

しかし、嗅覚の情報は「いい香り」という感情がまずあって、その後に「バラの香り」と認識するのです。

嗅覚が伝わる「大脳辺縁系」は、自律神経系をつかさどる視床下部と連携しています。自律神経は、心身のリラックスに関わる器官です。

よい香りを嗅ぐと反射的に心が安らいだり高揚したりするのは、このような嗅覚ならではの「伝達メカニズム」にあるのです。

大脳辺縁系は、日常生活の中でストレスを受けるとその機能は低下してしまいます。そして病気になったりうつ病になったりと、体や心に不調が現れるようになります。

逆にアロマの香りが大脳辺縁系に伝わると、自律神経系を上手にコントロールしてリラックスさせてくれ、ストレスも取り除いてくれます。

そして自律神経などの自己免疫機能が向上し、病気にもなりにくくなるのです。

このように、アロマの香りは脳に直接伝達され、はたらきかけるので、脳の病気であるうつ病や認知症の治療にも有効だという研究結果もあります。

体に浸透しても効果あり

アロマは嗅覚刺激だけではなく、皮膚から体内に入って直接、体の器官に様々なはたらきかけをすることも分かっています。

例えば、アロママッサージなどでエッセンシャルオイルが皮膚に触れると、その成分が皮膚の表面から体内へ入り、浸透して毛細血管へ到達します。

そして全身の血液循環に乗ります。 血液を通して、成分が臓器や筋肉などの各器官へと伝わり、悪い症状を改善するなどの効果があるとされています。

オイルが皮膚から吸収されると、血管を拡張する効果があることも分かっています。

血管拡張作用により脚や腕のむくみがとれます。香り成分は、常温で気体になりやすいので、「におい」として感じますが、油に溶けやすいため、皮膚から体内へ吸収して、血液循環に乗せてもその効果を発揮するのです。

 

アロマの色々な楽しみ方

 

アロマが体と心に良い作用を及ぼすメカニズムがご理解いただけたと思います。

ではこのアロマ、普段の生活の中にどのように取り入れていけばよいのでしょうか?

ここでは、すぐに実践できるアロマの使い方、そして楽しみ方を紹介していきます。

ご自分の生活スタイルにあったやり方を見つけて素敵な「アロマライフ」にお役立てください。

 

ディフューザーで芳香浴

芳香浴は、精油の香りを一定の空間に広げて楽しむ、アロマテラピーの最も基本的な方法です。手軽に行うことができるため、生活にも取り入れやすい手法です。

芳香浴の中で最も人気なのが、専用の芳香器「アロマディフューザー」や「アロマランプ」を使う方法。アロマディフューザーやアロマランプを使うメリットは、お部屋などの空間全体に精油の香りを効率的に広げることができることです。

リビングや寝室など、お部屋のどこにいてもアロマの香りを長時間楽しみたい方におすすめです。

アロマランプは火を使いますが、アロマディフューザーは電気を使ったものが一般的。

最近は、超音波式のアロマディフューザーもありますし、拡散力に優れた空気圧縮式ディフューザーなどもあります。無印良品のディフューザーも人気が高いですよね。

 

ティッシュやコットンを使う

ティッシュペーパーや化粧用のコットン、ハンカチなどに精油を1〜2滴垂らし自分の近くに置くだけの、いたってシンプルな方法です。

メリットはとても簡単にアロマを楽しめること。広い空間に香りを広げることはできませんが、自分1人だけなら、これで十分アロマを楽しむことができます。

また、寝る前に枕元に精油をしみこませたコットンを置いたり、精油を数滴垂らしたティッシュをバッグや洋服のポケットにしのばせたりすることもできます。

香りを持ち歩くことになるので、会社や道端、トイレと、どこにいてもさっと手軽にアロマを楽しむことができます。特別な道具も必要ないので仕事や家事の合間に少し気分転換をしたい方におすすめです。

ただしハンカチを使う場合は、精油がシミになることがあるので注意しましょう。

木製の机などにも、精油が付着するとシミができる場合があります。木製の机やテーブルの上にコットンなどを置くときには、受け皿を敷きましょう。

 

お風呂で楽しむアロマバス

40℃くらいのお風呂に数滴のエッセンシャルオイルを垂らして香りを楽しむ方法です。アロマバス(全身浴)と呼ばれることもあります。

鼻から効率的にアロマ成分を取り入れられますし、肌からも微量の香りの成分が体内に浸透していくことがメリットです。

お湯でエッセンシャルオイルが揮発するので、効率的に嗅覚を刺激します。さらに入浴で体を温めることによるリラックス効果も加わるので、より高いアロマの効果を得ることができると言われています。

ただし、エッセンシャルオイルは成分が凝縮されているため、お肌への刺激が強く、肌に直接触れると皮膚が痛くなったりかゆくなったり人もいます。

お風呂に入れるのは数滴にしておきましょう。数滴でも刺激が強いと感じた時は、ココナッツなどの植物性油に混ぜて希釈して使うことをおすすめします。

また、小さなお子さんは皮膚が荒れてしまう可能性があるのでおすすめできません。

 

お湯で香りを広げるマグカップアロマ

マグカップにぬるま湯を入れ、アロマオイルを1~2滴垂らすやり方です。

湯気とともに香りが広がります。部屋いっぱいには広がりませんが、台所や勉強机といった数メートル四方の範囲なら、香りを広げることができます。

ちょっとした気分転換や休憩時間にアロマを楽みたいという人におすすめのやり方です。まちがって飲んでしまわないように注意しましょう。

 

 

有名アロマ7種類と効果効能

アロマには様々な種類があり、種類に応じてその効果効能も少しずつちがいます。

ここでは代表的な7つのアロマの種類とその効能に加え、具体的な植物の名前も紹介します。

疲れた時、気分を盛り上げたいとき、眠りたい時――。

シチュエーションによってアロマを使い分けてみるのも楽しいですね!

 

系統香りの特徴と効果植物の名前
ハーブ系呼吸器系に作用する、すっきりとした清涼感のある香りが特徴です。優れたリフレッシュ作用を持ち、ストレスや神経疲労を和らげて眠気を抑えます。鼻やのどの不調を整えます。ハッカ、ペパーミント、クラリセージ 、ローズマリー
エキゾチック系お香に使われるような、アジアの異国情緒を彷彿させる香りが特徴です。オリエンタルな雰囲気を感じられる神秘的な香りがするものもあります甘く濃厚な香り、深みのある香りが、気分を落ち着かせてくれます。イランイラン、サンダルウッド(白檀)、パチュリー、ベチパー
フローラル系いわゆるお花の華やかで甘い香りが特徴です。リラックス効果が得られることで知られます。鎮静作用もあり、ストレスで緊張した心と身体をリラックスさせます。美肌効果を持つアロマもあり、古くからスキンケアに用いられてきました。手作りコスメにもおすすめです。ローズ、ラベンダー、ゼラニウム、ジャスミン
柑橘系みずみずしくさわやかな香りが特徴です。心身をリフレッシュさせてくれ、心を明るく前向きな気持ちに導く作用があります。神経の緊張を緩める作用があり、ストレスによるイライラの解消や質の高い睡眠に役立ちます。

代表的なものはオレンジの香り。幅広い世代に人気があります。

オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライム
樹脂系甘く濃厚な香りのものが多く、香りの持続性も長いのが特徴です。フローラル系よりも高いリラックス効果があるとされています。かすかに甘くウッディな香り、スモーキーで甘い香り、バニラに似た甘い香りなどがあり、いずれも感情を落ち着かせてくれる効果があります。フランキンセンス、ミルラ、ベンゾイン
スパイス系ピリッとしたスパイシーな香りが特徴です。心身のリフレッシュに加え、防腐作用があり、胃腸にいいと言われています。気力を高めたいときや食欲を増進させたい時におすすめです。コリアンダー、ブラックペッパー、ジ ンジャー
樹木系森林の中にいるような、緑の清涼感あふれる香りが特徴です。頭を明晰にしたり、高ぶった感情を鎮めてくれたり、精神を集中させる効果があります。沈静や消毒などの効果もあります。ヒノキ、ユーカリ、シダーウッド、ティートリー

 

美容効果のあるアロマ4選

さて、リラックス効果や癒やし効果があることが分かったアロマですが、女性が特に気になるのは「アロマに美容効果はあるのか?」ですよね。

実はアロマには、女性の美や健やかな生活に役立つ効果を持つものがたくさんあります。

ここでは女性の美容や健康、そして女性特有の悩みの解決にぴったりのアロマを紹介します。

 

■ラベンダーは美肌効果

ラベンダーの花と葉から抽出されるラベンダーオイル。「万能のアロマ」と呼ばれるほど様々な効能があります。

中でも肌への効果が高いことで知られています。

まず殺菌作用と抗炎症作用があるため、ニキビなどの吹き出物のケアができます。火傷や切り傷ができた皮膚を修復する効果もあり、肌のターンオーバーを促します。

さらに細胞の成長をさせるのでアンチエイジング効果が期待できますし、保湿効果もあるため、乾燥した肌や唇、髪の毛などにも塗って使うことができます。

保湿効果に加え、細胞の成長を促すため、肌にハリを与えてくれます。

 

■ローズは生理痛に効く

ローズも「精油の女王」といわれるほど高い効能があります。

芳醇な香りが不安な心を落ち着かせたり、幸福感をもたらしたりするため、生理中の不安定な気持ちやイライラを解消してくれます。

さらに、むくみや冷えの改善効果、生理痛を鎮静させる効果もあると言われています。

ローズは、香水や石けん、化粧品、ハンドクリームなど様々な製品に利用され、幅広い年齢の女性から、いつの時代も愛されています。その理由が、なんだか分かるような気がします。

 

■クラリセージは女性の悩み全般に

シソ科の植物クラリセージは、古くから女性特有の不調によく効くことで知られています。

ホルモンバランスを整えるので、月経痛やPMS、分娩時の痛みや不安の緩和にいいと言われています。

鎮痙や鎮痛作用もあり、筋肉痛、痙攣、頭痛、偏頭痛といった症状にも効果的。

さらに呼吸器系にも働きかけるので、咳やのどなどの気管支炎にもいいとされています。

 

カモミールジャーマンは風邪に効く

ハーブティーで有名なカモミールジャーマン。古くから女性特有の不調をはじめ、風邪のひき始めのケアにもよいとされています。

安眠効果があることは広く知られているので、練る前にはカモミールを飲む方も多いですよね。

質の高い睡眠は女性ホルモンを整えたり、肌のターンオーバーを促したりしますから、美容効果やスキンケア効果があると言えますね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

アロマが持つ、癒やし、リラックス、美容、健康などの効果を紹介してきました。

薬や医療のような即効性はありませんが、じっくりゆっくり体と心に働きかけ、健康で美しい身体へと導いてくれるはずです。

日常生活に上手に取り入れ、アロマ美人を目指しましょう。

 

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